Google I/O のチケットが取れて、そしたら同じ週の週末にMaker Faire Bay Area 2013 がある!
東京では MAKE:TOKYO Meeting という名称でMaker Faire的なものが行われていたのだけど、去年からとうとう本家にならって Maker Faire Tokyo という事になりました。
幸運にも、私にはこういうのが大好きな友達がいて(一緒にTokyo BarCampなんていうアンカンファレンスイベントを2度も開催した)、BarCampで東京にもハッカースペースを!という話から東京ハッカースペース(THS)の初期メンバーとして立ち上げから参加してMAKE;TOKYOにも参加していたし、と 行きたくないわけないでしょ。
しかし、私にとってイギリスはまぁ行けばなんとかなるという場所なんだけど、アメリカはまったくそうではないわけで。交通機関、街の雰囲気、人、何から何までわからない。
いや、2年前にサンフランシスコは行ったよ、行ったけどユニオンスクエアの周りでぷらぷらしてたくらい。
Maker Faire Bay Area はサンフランシスコからちょっと南下した サンマテオという所での開催。カルトレインに乗れば行けるようだけどちゃんと調べなくちゃ…と思っていたところ、なんと知り合いがもうそのすぐそばに赴任していたことが判明。
知り合いと言っても、古い友だちの同僚で日本にいた時に数回飲み会したくらい(笑)
恐る恐る連絡を取ってみたら、快く泊めていただけることに。超ラッキー!
なので、金曜日の夜からサンマテオに移動して、土日参戦!という事になったのでした。
東京のMaker Faire はもちろん楽しいのだけど、Makerの増加に伴って開催場所がだいぶ手狭になっており、もちろん訪れる人も毎年増えているためもう大混雑の極みというか、楽しいけど苦痛も伴うといった感じになってきてる気がします。
今回こちらに来てみて感じたのはまず、広い。だだっ広い。駐車場も広い。
土曜日、朝一から車で近くまで送ってもらって車は離脱だったので、開場すぐから中に入れたのだけど現地まで車で来るとかなりの渋滞のよう。
そして入場ゲートをくぐって中に入るとすぐに、オブジェが火を吹いてる!すげー!
屋外の敷地が広いから、かなり自由度が高いのですよ。
これは、根っこのように広がる土台にペダルがあって、そこを踏むと炎が燃え上がるというもの。子供が喜んで踏んでる。
行列して中に乗り込めるオブジェ。
大人気!
こっちも火を吹いてる(笑)
こちらは、子供向けの体験コーナー。紙に鉛筆で模様やマークを描いて塗りつぶすと、そこに電気が通じて音をだすことができるというもの。Intelがやってたみたい。
巨大ダンボールロボットとなって歩いている人も。子どもたち釘付け(笑)
打って変わって、屋内開場の1つに入ると、クラフトエリアになっている。
ニッティング、クロシェット、塗り絵、石鹸作成などもうさまざま。
DIY の天国。無料から数百円くらいで体験できるものがたくさんあるし、作ったものは持って帰れる。
ゴースト・バスターズ(1人だけど)のコスプレな人も。写真撮らせて、って言ったら目線くれた。
これお気に入り。
羊毛フェルトもこうなる。
hugalopes というMakerのもの。帽子部分とそれにくっつけるものが全部パーツになっていて、好きなものを好きな場所にくっつけられる。これは買おうかどうしようかずいぶん迷って、結局買いそびれてしまったのだけど。
海外発送もしてくれないことはないのだけど聞いたら結構な値段で、そこが課題らしい。
なぜかドイツですごい人気が出てるとか。これ欲しい人結構居そうな気がするんだけどどうかな。
なんかアメリカっぽい。2人に、これ何するものなの?って聞いたら、もう見たまま、壁とかに飾るんだよーと。飾るかぁこれ?
また外に出たら動くソファに乗った人とか。
R2-D2がぞろぞろ。
走るカップケーキとか
なぜかロクロ回してる人…
BoingBoing のXeni
Raspberry Pi のEben Upton。Ebenは、この後東京でのRaspberry Pi ユーザーグループのイベントに参加することになっていてその通訳を頼まれていたのだけど、直前にここで会えることがわかって。なのでこのステージ後に事前打合せができてホント良かった。
Dalek 作ってる人ももちろん。
もう紹介しきれないくらいいろんな出展があって、いろんな種類のMakerが居て。
そんで参加者も小さいこどもからおじいちゃんまで、幅広くてしかもみんなニコニコで楽しんでる。大きいものを作れる地面の広さが羨ましい。
5月の中旬だったけど、ものすごく天気が良くて日中は気温が30度くらいまで上がってたみたいで、結構過酷。暑さで気分が悪くなってしまったのか、救急車が来て車椅子に座らせられているおじいちゃんも。ずーっと水が手放せないのでした。トイレ行列も結構たいへんだったけど、外れたほうの仮設トイレまで行けば並ばずに使えてた。
これはまた行きたい、とほんとに思ったイベントだった。
ニューヨークのMaker Faire はまた雰囲気が違うそうなのでそっちも面白いかな。それよりイギリスもどっかであるはずだからそっちかな。
友達のイタリア人が、イタリアでもMini Maker Faire やるよって言ってたし。
土地の狭さは、日本とヨーロッパでは近いものがありそうなので、ぜひ見に行きたいな。